海外MBA留学を目指す場合、2つのコースのいずれかを辿ることになる。1つは、何年もかけて周到に準備する「積年の努力」コース。もう1つは、半年〜1年程度の短い準備期間で合格を勝ち取る「短期決戦」コース。
後者の「短期決戦」コースは、TOEFL・GMATのスコアメイクを3〜6ヶ月程度で完了できることが前提となる。したがって、帰国子女など、既に英語力が出来上がっている人でなければ「短期決戦」コースは選べない。当然ながら、純ドメの私は、前者の「積年の努力」コースを辿っている。
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2008〜09年(学生時代)
・戦略コンサル・投資銀行業界に興味を持つ
・両業界のインターンシップに参加
⇒周りのレベルの高さに自信喪失
・MBAについて興味を持ち始める
2010年(社会人1年目)
・日系メーカーに新卒入社
・社費MBA留学へ応募することを目指す
(入社4年目以降でないと応募できない)
2011〜12年(社会人2〜3年目)
・社費MBA留学応募を見据えて、
社内での実績作りに専念する
2013年(社会人4年目)
・MBA出願準備開始
・予備校(濱口塾)に入塾
・TOEFL勉強開始。初受験 87点
・会社の業績不振、社費MBA留学制度の凍結
2014年(社会人5年目)
・新会社設立プロジェクトに参画
・主任職への昇格試験
・仕事と昇格試験で多忙を極め、勉強中断
2015年(社会人6年目)
・1月:MBA出願準備に専念することを決意
2016年1月出願/9月入学を目指す
・6月:TOEFL受験14回目 101点
⇒GMAT対策へ移行
・9月:GMAT初受験 580点
仕事が多忙を極める
⇒2016年1月出願/9月入学を諦める
・12月:GMAT受験2回目 690点
2016年 (社会人7年目)
・1月:GMAT受験3回目 710点 ⇒終了
エッセイカウンセラーと契約
社費MBA留学応募 ⇒不合格
・2月:TOEFL受験20回目 105点 ⇒終了
・3月:IMD出願(第2ラウンド)
・4月:INSEAD出願(第2ラウンド)
・5月:IMD面接@シンガポール
⇒合格
・6月:INSEAD面接@東京
⇒ウエイトリスト
・7月:IMD・INSEADキャンパスビジット
⇒IMDに進学することに決める
⇒INSEAD辞退
⇒MBA受験終了
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以上のとおり、MBA留学を目指し始めてから6年、予備校に通い始めてから3年、MBA出願準備に専念してから1年半の年月を経て、幸いにして第一志望校から合格を勝ち取ることができました。
今、改めて振り返ってみると、新入社員のころから、MBA留学を見据えて、コツコツと仕込みを行ってきたことが奏功したと感じます。次稿では、このことについて詳しく書きたいと思います。
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